ミッドフィルダー陣の刷新に加えて、センターバックにも関心を寄せていたリバプール。とくに左利きのディフェンダーに注目しており、今夏の移籍市場において、チェルシーDFレヴィ・コルウィルやスポルティングDFゴンサロ・イナシオらへの関心が報じられてきた。
結果的にミッドフィルダー獲得を優先し、4名の選手をチームに迎え入れる一方で、センターバック確保には至らず。それでも、ジョエル・マティプの長期離脱に伴い、同ポジションを補強する可能性が高まっている。
ドイツ紙『Bild』によれば、リバプールはバイエル・レバークーゼンDFピエロ・インカピエに関心を向けており、この冬にも獲得に動き出す可能性があるようだ。この夏の期間にも同選手の名前が挙がっており、引き続き動向を追っている。
加えて、必要となる移籍金は6000万ポンドと見られ、まだ21歳の若きセンターバックということを考えると、十分に取り戻せるだけの金額と認識しているとも報じている。
ニューカッスル・ユナイテッドやACミラン、ローマらヨーロッパのクラブがこぞって関心を示すエクアドル代表ディフェンダーは、好調を維持する同クラブで15試合に出場しているものの、レギュラーの座を掴みきれず、ヨーロッパリーグやカップ戦が主戦場となっている。
左サイドバックとしても稼働可能な21歳ディフェンダーだが、そのポテンシャルや経験値から6000万ポンドは高すぎる。リバプールもセンターバックに同額を投じるとは思えずに、あくまで憶測に終わりそうな印象が強い。
レバークーゼンと2027年6月まで契約を結ぶ同選手だが、この冬や来夏の移籍マーケットにおいて、ドイツの地からステップアップすることはあるのだろうか…?