過去には負傷者が続出したセンターバック陣を支え、将来を有望視された22歳DFリース・ウィリアムズ。ところが、その後はトップチームでほとんど出番を得ることができずに、昨シーズンは1年間の契約でブラックプールにレンタル移籍したものの、2023年1月に呼び戻していた。
昨季と同様のことが今シーズンも起こりそうだ。現在アバディーンにローン移籍中の22歳センターバックだが、スコティッシュ・プレミアシップではベンチ外が続いており、ヨーロッパカンファレンスリーグでもピッチに立てずにいる。
海外メディア『Football Insider』によれば、リバプールはローン移籍の取り止めを検討しており、アンフィールドに呼び戻す計画があるようだ。同じくプレー時間の確保に苦しむ26歳DFナサニエル・フィリップスについてもレンタルの打ち切りを狙っている。
ともにピッチでの経験値が積めておらず、レンタル移籍を終了させるのは自然な流れ。加えて、ジョエル・マティプやコスタス・ツィミカスら負傷者が相次いでおり、ジョー・ゴメスを左サイドバックなどで起用するためにも、センターバックの枚数を増やすのは得策だ。
はたして、リバプールはレンタル組の整理を行うことはあるのだろうか…?