わずか18歳で北アイルランド代表に選出され、その才能が評価されている20歳DFコナー・ブラッドリー。昨シーズンはボルトンにレンタル移籍されると、53試合で7ゴール6アシストと大活躍。その実績を提げて、今シーズンはトップチームでの活躍が期待された。
しかし、プレシーズンから怪我を負ってしまい、最近戻ってはいるものの、トレント・アレクサンダー=アーノルドの控えと呼ばれるには結果を残さなければならない。現時点では、ジョー・ゴメスが控えの一番手で、序列は高いとは言いにくい。
まだ20歳と若く、プレー時間の確保が必須の同選手に対して、レンタルで獲得を狙うクラブがある。バーンリーやリーズ・ユナイテッド、ミドルズブラ、ウェスト・ブロムウィッチ・アルビオンらが関心を寄せていると、海外メディア『TEAMtalk』が報じた。
今季はここまでヨーロッパリーグで2試合でピッチに立っているが、さらなる急成長を求めるにはレギュラーとして試合に出れる環境は必要だ。バーンリーはヴァンサン・コンパニ監督のもとでプレミアリーグに挑んでいるものの、好ましい結果を出せていない。
リーズやミドルズブラ、ウェスト・ブロムウィッチ・アルビオンはチャンピオンシップで戦っている。トップリーグに留まるためにも、バーンリーが理想的ではあるが、あくまで先発の座を確約できることが最優先事項になる。
ただし、リバプールが同選手を手放すとは考えにくいのも事実。ゴメスはセンターバックや左サイドバックでもプレー可能なユーティリティディフェンダーで、アレクサンダー=アーノルドの中盤起用も増えつつある中で、右サイドバックの枚数を削るには悪手。
年末年始の過密日程やリーグカップ、FAカップと実力を示す機会は必ず訪れる。そのチャンスを活かして、イングランド代表DFの正式な控えサイドバックどころか、アカデミーの先輩からレギュラーの座を奪い取ることができるだろうか…?