フォワードやミッドフィルダー陣の平均年齢がぐっと下がり、ユルゲン・クロップ監督の第2章に向けて歩みを進めるリバプール。次なる補強ポイントは、この夏には追ってきた最終ラインで、中でもジョエル・マティプやフィルジル・ファンダイクが来年には33歳となるセンターバックだ。
スポルティングDFゴンサロ・イナシオやサンパウロDFルーカス・ベラルドら左利きのセンターバックに狙いを定めていると言われるが、右利きのセンターバックにも関心を示しており、ニースDFジャン=クレール・トディボらもターゲットとして報じられている。
海外メディア『90min』によれば、リバプールはかねてから関心が噂されているバルセロナDFロナルド・アラウホの動向を継続的に追っており、アーセナルやマンチェスター・ユナイテッド、チェルシーらプレミアリーグ勢も同じような状況のようだ。
一方で、最も獲得に熱心と言われるのが、バイエルン・ミュンヘン。移籍向けて、すでに話し合いを実施したと報じるメディアもあり、ダヨ・ウパメカノやキム・ミンジェらを擁するセンターバックのさらなる強化を狙っている。
ただし、ウルグアイ代表DFはバルセロナを離れるつもりはなく、2026年6月まで契約を残している。今シーズンも主力を務め、ラ・リーガとチャンピオンズリーグで14試合で出番を得ており、退団の匂いすら感じない。
法外な移籍金を要求されるのは目に見えており、選手側が退団を希望しない限りは移籍成立は難しそうだが、はたしてウルグアイ代表ディフェンダーはイングランドやドイツに移る未来はあるのだろうか…?