16歳でプレミアリーグデビュー。イングランドU-21代表FWハーヴェイ・エリオットは、当時在籍していたフラムから、2019年にリバプールに移籍。そのままトップチームに帯同するほど高いポテンシャルを示し、2020/21シーズンにはブラックバーンで武者修行すると、チャンピオンシップで大暴れした。
翌シーズンからはトップチームのメンバーに定着し、それまでのポジションからミッドフィルダーにコンバート。インサイドハーフでの出番を増やし、今シーズンはスーパーサブ的な役割を担い、ここまで “20” を超える試合でピッチに立ってきた。
ドリブル突破でゴリ押ししていた10代の頃とは印象が変わり、ミッドフィルダーとして攻撃のタクトを振るっている。途中出場からそれまでとは違う流れを変えることもあり、主力に位置付けられる20歳MFに対して、元ウェストハムMFナイジェル・レオ=コーカーは、元同僚のヨッシ・ベナユンと比較し、テクニックの高さを評価している。
「ハーヴェイ・エリオットはよくやっていた。ハーヴェイ・エリオットを気に入っているのは、マンチェスター・ユナイテッド戦を振り返ってみると、リバプールにはちょっと変化を与える選手、あのブロックを開けるテクニカルな選手が必要だった。」
「同じ選手だとは言わないが、ヨッシ・ベナユンのような存在で、ラスト3分の1でリバプールのプレーをダイナミックに変えてくれるし、ラストパスも出せる。彼らにとって、何か特別な存在、違う存在になってくれる。」
BBC Radio