フィルジル・ファンダイクやジョエル・マティプ、イブラヒマ・コナテらレギュラー争いを展開するリバプールのセンターバック陣。プレシーズンで安定したパフォーマンスを見せた20歳DFジャレル・クアンサーも台頭した結果、元チャールトンDFジョー・ゴメスはユーティリティプレーヤーとしての起用が増えている。
センターバック以外にも、トレント・アレクサンダー=アーノルドの控えを務め、最近はアンディ・ロバートソンとコスタス・ツィミカスがともに離脱してしまった左サイドバックでもプレー。最終ラインのあらゆるポジションで高いパフォーマンスを披露している。
スペイン紙『Fichajes』によれば、イングランド代表復帰を狙う26歳ディフェンダーに対して、トッテナム・ホットスパーが関心を示しているようだ。一方で、リバプールに放出する意向はなく、交渉は成立しないとも報じている。
アンジ・ポステコグルー監督率いるノースロンドンのクラブでは、クリスティアン・ロメロの約1ヶ月におよぶ負傷離脱が決定し、ミッキー・ファン・デ・フェンも離脱中。エメルソン・ロイヤルやベン・デイビス、エリック・ダイアーを起用せざるを得ない状況が続く。
センターバックの枚数が足りてないのは事実で、この冬に新たなディフェンダーを加えても不思議はない。しかし、リバプールが元イングランド代表DFを手放すわけもなく、上位を争うチームに主力を与えることにもなり、あくまで憶測でしかない。
リバプールもセンターバック獲得は急務となっており、ゴメスを残留させたうえで、即戦力級のセンターバックをチームに迎え入れることになるのだろうか…?