スコットランド代表戦で肩を負傷し、手術を余儀なくされ、来年初旬までの約3ヶ月近くの離脱が確定。その不在を任されていたコスタス・ツィミカスも鎖骨を骨折してしまい長期離脱。左サイドバックが手薄になっており、センターバックを本職とするジョー・ゴメスがカバーしている状況だ。
カルム・スカンロンやルーク・チェンバースら若手選手が控えるものの、まだ経験不足は否めない。ゴメスは右サイドバックやセンターバックのバックアップとしても起用されており、元チャールトンDFの負担を軽減するためにも、左SB獲得に乗り出す可能性がある。
海外メディア『90min』グラエム・ベイリー記者によれば、リバプールはサイドバック問題を解決するためにも、フラムに所属するアメリカ代表DFアントニー・ロビンソンに関心を寄せているようだ。
Understand Liverpool are looking at Fulham's Antonee Robinson – as they look to solve their left back issues.@90min_Football
— Graeme Bailey (@GraemeBailey) December 27, 2023
2028年6月まで契約を残す同ディフェンダーは、今シーズンも主力を務めており、ここまで21試合に出場。4ゴールをアシストしており、アメリカ代表でも39試合でピッチに立ってきた。時折軽いディフェンスが散見されるが、足元のテクニックは秀でており、積極的に攻撃にも絡む。
アンディ・ロバートソンと張り合うほどの能力とは言えないが、左サイドバックの控えとしては十分な存在になり得る。
はたして、リバプールはフラムから新戦力を獲得することになるのだろうか…?