昨年の夏に、ベンフィカからリバプールに加入したウルグアイ代表FWダルウィン・ヌニェス。初年度はゴール前での決定力に苦戦したものの、最終的には42試合15ゴールを記録。2シーズン目の今季は、さらなる飛躍が期待された。
プレミアリーグ序盤においては、ニューカッスル戦で劇的な2ゴールで逆転に導くなど決定率が向上し、センターフォワードとしてのプレーにも磨きがかかっている。ところが、最近の試合ではゴールから遠ざかっており、調子は下降線を辿っている。
それでも、ベンフィカ加入2年目で見せた爆発力は本物。イングランドでも同様の活躍を願うサポーターも多い中、現役時代にはアストン・ヴィラやチェルシーなどでプレーし、アイルランド代表でも70試合に出場したアンディ・タウンゼント氏は、マンチェスター・ユナイテッドの選手と比較し、同選手の献身性を褒め称えた。
「私は彼が好きだ。そう言えることが嬉しい。彼の数字がどうのこうのと言う人がいるのは分かっている。」
「でも、アンソニー・マルシャルのような、何もせずに突っ立っている選手より、彼の方がいい。ダルウィン・ヌニェスは常に100mphsで動き続けている。」
「確かに彼は多くのチャンスを逃している。でも、彼が走る時、中盤の選手として、生半可な気持ちではなく、激しく走るストライカーがいる時、落ち着いてチャンスを与えてくれるんだ。」
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カラバオカップでは昨シーズンにも起用されていた左ウィングとしてプレー。センターバックとのバトルが強いられるポジションよりも、よりスペースのあるサイドでは活き活きとしてパフォーマンスを見せたこともあり、今後は左のウィンガーでの出番が増えるかもしれない。
はたして、ウルグアイ代表ストライカーはさらなる飛躍を遂げることができるだろうか…?