今シーズンが始まる前、ミッドフィルダー陣の刷新に取り組んだリバプールは、思いがけない退団もありつつ、当初の目標を達成。プレミアリーグで実績十分なアレクシス・マック・アリスターや、ハンガリーの至宝ドミニク・ソボスライらを獲得した。
その後は、中盤における他のポジションよりも手薄な守備的ミッドフィルダーに注目していると報道され続けた。フルミネンセMFアンドレを筆頭に、フラムMFジョアン・パリーニャらもターゲットと噂されてきた。
2023年も終盤に差し掛かると、日本代表MF遠藤航の活躍もあり、中盤の底よりバックライン強化が優先になっている。そんな中でもいまだに関心が伝えられるイングランド代表MFカルバン・フィリップスについて、『Sky Sports』リポーターのDharmesh Sheth氏が言及した。
「移籍が実現するならば、みんなにとって、特にカルバン・フィリップスにとって、それがベストなのかもしれない。」
「ただ、マンチェスター・シティがライバルと思われるクラブと取引をしたいのかどうかは疑問だ。」
「一昨年の夏には、ガブリエル・ジェズスやオレクサンドル・ジンチェンコがアーセナルに行くことを喜んで許したが、結局彼らはマンチェスター・シティのタイトル争いにおけるメインのライバルになってしまった。」
「リバプールなどの他のチームがカルバン・フィリップスに興味を示しているという噂を耳にしている。彼らが本当にライバルへの移籍をあっさり進めるかどうか。現時点では、カルバン・フィリップスはただサッカーがしたいだけだろうと思う。」
GIVEMESPORT
上述している通り、リバプールが守備的ミッドフィルダー獲得にアクセルを踏むことはなさそうだ。一方、元リーズMFは出場機会を求めて移籍する見込みだが、どのクラブでプレーすることになるのだろうか…?