フロントスリーが解体されて以来、ルイス・ディアスやダルウィン・ヌニェス、コーディ・ガクポらを獲得したリバプールだが、依然としてエジプト代表FWモハメド・サラーへの依存度が高い状況が続いている。
とはいえ、新たな時代に向けた世代交代を進めており、ミッドフィルダー陣の刷新にも取り組んだ。次なる補強ポイントは、ジョエル・マティプが長期離脱してしまい、コスタス・ツィミカスも離脱が確定してしまったため、ジョー・ゴメスの負担を減らすためにも、センターバックに注目している。
伊『TuttoJuve』によれば、リバプールは前線の強化にも目を配らせており、かねてより噂が持ち上がっているユベントスFWフェデリコ・キエーザに関心を示し続けているようだ。同じくプレミアリーグのアーセナルやニューカッスル、トッテナムらもリストアップしている。
移籍を実現させるためには、8000万ユーロもの大金が必要になるとも報じており、イタリア代表常連のウィンガー獲得は、他リーグよりもお金持ちのイングランドのクラブにとっても難しい交渉になり得る。
今シーズンはユベントスで15試合5ゴールを決めている同フォワードは、同国代表でも44試合7ゴールを記録。ユーロ2020での活躍こそ目覚ましかったが、その後も大怪我の影響もあって、当時の切れ味を取り戻しているとは言い難い状況。
左ウイングを務められる選手が揃っており、リバプールが必要性に駆られていることはない。前線のポジションで最優先すべきは、エジプシャン・キングの後継者であり、元フィオレンティーナFW獲得に乗り出すのは現実的ではない。
いずれにしても、負傷者が増えつつある中で、この冬の補強には注目が集まっているが、リバプールは新たな戦力をチームに加えることはあるのだろうか…?