ジョーダン・ヘンダーソンやファビーニョら想定外の退団があったものの、昨夏のミッドフィルダー構成の刷新が功を奏し、プレミアリーグ首位争いを繰り広げるリバプール。ところが、多忙な12月に多くの選手を失うことになった。
ジョエル・マティプやコスタス・ツィミカスが相次いで長期離脱に見舞われ、アンディ・ロバトーソンも代表戦での負傷から戻れていない。チアゴ・アルカンタラやステファン・バイチェティッチらも長らく試合に出れない日々を送っている。
中でも、センターバックはマティプの負傷やジョー・ゴメスの左サイドバック起用で手薄に。フィルジル・ファンダイクもベテランの域に差し掛かっており、この冬にも補強する可能性が報じられてきたが、英『The Times』ポール・ジョイス記者はその可能性は低いと綴った。
「現状では、リバプールが1月中に移籍市場で動く可能性は低い。」
「アンドリュー・ロバートソンとコスタス・ツィミカスの負傷後、左サイドバックの選択肢を増やすために、若手のオーウェン・ベックがダンディーでのレンタル移籍から戻ってきた。長期的にはセンターバックが必要だ。」
セルティックとのレンタル契約が終了し、26歳DFナサニエル・フィリップスがアンフィールドに戻ってきており、バックアップとしてクラブに残る見通し。ロバートソンも復帰までそこまで長くはないと見られ、シーズン半ばに主力選手を獲得する難しさを背景も合わさり、今夏の移籍市場に持ち越す可能性が高そうだ…