アンディ・ロバートソンがスコットランド代表戦で、右肩を負傷してしまい、手術を行うことを決断した。左サイドバックの控えとして、以来同ポジションを守ってきたコスタス・ツィミカスも鎖骨骨折に伴い、長期離脱を余儀なくされている。
緊急事態だが、本来はセンターバックの26歳DFジョー・ゴメスが抜群のパフォーマンスで穴を埋めているものの、経験者が手薄な状況は変わらない。リバプールはダンディーにレンタルされていたウェールズU-21代表DFオーウェン・ベックを呼び戻した。
ロバートソンの復帰はまだまだ先になりそうな現状だが、スコットランド代表DFが戻ってきたときにはふたたびレンタルに出る可能性がある。海外メディア『DaveOCKOP』によれば、セルティックとレンジャーズのスコットランドを代表する2つのクラブが、同選手のローン移籍を狙っているようだ。
半年間在籍したダンディーではチームの主力を務め、スコティッシュ・プレミアシップでは通算17試合2ゴール2アシストを記録。スコティッシュ・リーグ・カップでも3試合でスタメン出場を飾っており、チームの左サイドに欠かせない選手となった。
スコットランドで評価を高める若きサイドバックは、アンフィールドでトップチームに定着できるのか、もしくは活躍できる実感を手にした場所に戻るのだろうか…?