昨シーズンまで所属したイングランド代表MFジョーダン・ヘンダーソンが、昨年の夏にアンフィールドを後にした。同様に、長年にわたってリバプールで活躍したジェームズ・ミルナーやロベルト・フィルミーノも契約満了で退団してしまった。
一気にベテラン選手を失ったリバプールにおいて、26歳DFジョー・ゴメスはいまやチームの最古参となった。2015年にチャールトンから移籍した同選手は、バックラインのどのポジションでもプレーできるユーティリティプレーヤーに成長し、現在は負傷者続出の左サイドバックを支えている。
キャリアの新たな局面に足を踏み入れた印象のある元イングランド代表DF。現役時代、リバプールやレアル・マドリードで活躍したスティーブ・マクマナマンは、ゴメスのように、長い間クラブでプレーする選手の存在の重要性を力説した。
「彼が去ってしまったら、私はがっかりするだろう。ゴメスのような人材はサッカークラブでは、絶対に不可欠な存在だからね。」
「レアル・マドリードの話題に戻れば、ルーカス・バスケスとナチョがいる。彼らのチームメイトにどう思うか聞くと、彼らはふたりを慕っている。だからこそ、まだそこにいるんだ。」
「チームにはそういう選手が必要だし、彼らはスーパースターと同じくらい重要なんだ。」
Liverpool Echo