昨年の夏の移籍市場において、リバプールはミッドフィルダー陣の入れ替えに加えて、左利きのセンターバック獲得に力を入れた。チェルシーDFレヴィ・コルウィルやトッテナムDFミッキー・ファン・デ・フェンら様々なターゲットとの関係が報じられてきた。
結果的には、ジョーダン・ヘンダーソンやファビーニョら予想外の退団の影響を受け、リバプールは中盤の強化に集中。アレクシス・マック・アリスターやドミニク・ソボスライらをチームに迎え入れ、効果的な入れ替えに成功した。
それでも、左利きのセンターバックへの関心は衰えていない。プレミアリーグからのスカウティングが続くポルトガル代表DFゴンサロ・イナシオに対して、リバプールは獲得を目指していると言われる中、アーセナルが争奪戦をリードしていると、ポルトガル紙『A BOLA』が報じた。
昨年の8月、所属するスポルティングと契約延長を行った同選手には、契約解除金として6000万ユーロが設定されている。どのクラブであれ、その金額を支払えば交渉の席に付けると見られており、名門クラブが動向を追っている。
マンチェスター・ユナイテッドらも興味を示す若きセンターバックだが、この冬にステップアップを遂げることはあるのだろうか…?