2021/22シーズン、フラムをチャンピオンシップ王者に導き、その翌シーズンが始まる前にリバプールに加入したポルトガルU-21代表MFファビオ・カルヴァーリョだが、アンフィールドでは出場機会に苦しみ、昨夏の移籍市場においてRBライプツィヒにローン移籍が決まった。
しかし、レンタル先でもプレー時間はあまり増えず、半年間の在籍にも関わらず、360分間しかピッチに立てずじまい。同選手の成長を危惧したリバプールはローンの早期撤回を希望し、両クラブの話し合いの末、レンタルバックが決定した。
アンフィールドに戻った21歳ミッドフィルダーだが、トップチーム定着は難しく、ふたたびレンタル移籍が濃厚。プレミアリーグやチャンピオンシップから多くの関心が届く中、昨年末までの所属クラブでスポーツディレクターを務めるルーベン・シュレーダー氏が、今回の移籍がうまく行かなかった要因について触れている。
「ファビオ・カルヴァーリョというポテンシャルの高い若手選手と夏に契約することができた。」
「ファビオはすぐにここに溶け込むことができたが、両者ともここでの時間から、特にファビオのプレー時間という点において、より多くのことを期待していた。」
「ファビオのポジションはチーム内でも競争が激しく、クオリティも高く、ゲーム時間を保証することはできない。」
「ここ数日、何度も話し合いを行い、最終的に彼のレンタル移籍を早々に終了させることにした。
「ファビオのRBライプツィヒでの努力に感謝し、今後の活躍を祈りたい。」
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