昨夏に中東行きを決断したイングランド代表MFジョーダン・ヘンダーソンが、たった半年間でサウジアラビアの脱出を画策しており、混乱が生じているスティーブン・ジェラード監督率いるアル・イテファク。
移籍市場に詳しいベン・ジェイコブス氏は、アル・イテファクがまだオファーを受け取ってない事実を伝え、ローン移籍を容認する場合には、獲得を希望するクラブが現在の給与を100%カバーしなければならないようだ。
さらに、来シーズンに向けた補強計画にも触れ、リバプールDFジョエル・マティプとアストン・ヴィラFWベルトラン・トラオレの2人が候補として挙がっているとも伝えた。
Exclusive: Al-Ettifaq plan face-to-face talks with Jordan Henderson in Abu Dhabi next week and won’t be pressured into a sale.🗣️
— Ben Jacobs (@JacobsBen) January 9, 2024
– Steven Gerrard and Mark Allen to lead discussions on Sunday or Monday
– Henderson is self-representing after PLG did the deal to take him to Saudi
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現在は負傷の影響でベンチ外が続く元カメルーン代表DFだが、現行契約は2024年6月まで。フリートランスファーでチームを退団することができ、すでにクラブと話し合うことすら可能。今後、ジェラード監督含めて接触を試みる見通しだ。
今年8月には33歳を迎え、新たなセンターバック獲得も噂されているリバプールにおいて、来シーズン以降も同選手に居場所があるかは分からない。ただし、安定感のあるパフォーマンスは評価も高く、1年間の契約延長であれば可能性はあるだろう。
一方で、アストン・ヴィラではほとんど出番を得られていないブルキナファソ代表フォワードも同様に今季限りで契約満了となる。所属クラブが新たに契約を結ぶとは思えずに、サウジ・プロフェッショナルリーグでのチャレンジを選択しても不思議はない。
はたして、アル・イテファクは上位争いに食い込むために、どういった選手たちを補強するのだろうか…?