2022年の夏に大金と引き換えに、リバプールに移籍したウルグアイ代表FWダルウィン・ヌニェス。加入初年度は、ゴールキーパーとの1対1で外すシーンが多く、その決定率の低さが批判された。今シーズンはセンターフォワードとしてのプレーに磨きがかかり、序盤戦では高い決定力を披露。
しかし、徐々にゴール前で外す場面が目立ち始める。プレミアリーグ第19節バーンリー戦では、9試合ぶりに得点を挙げ、勝利に貢献した。一方で、持ち前のハードワークで、前線から守備を行う姿勢やアグレッシブなプレースタイルはチームの士気を高め、サポーターを巻き込む。
現役時代には、アンフィールドで通算223試合60ゴール29アシストを決め、マイケル・オーウェンのパートナーとして攻撃を牽引した元イングランド代表FWエミール・ヘスキーは、同選手にウルグアイ代表の先輩ルイス・スアレスを重ね合わせつつも、数字の面における一貫性を要求した。
「ひとつ重要なのは、リバプールのファンは、彼がハードワークし、走り回り、自分の力を出し切れば、その価値を認めてくれるということだ。」
「彼は粘り強さを持っている。スアレスもまた、そういう選手だったけれど、数字を残した。しかし、彼(スアレス)は走り回り、人を蹴散らし、誰にも一歩も譲らなかった。ダルウィンも同じようなものを持っていると思う。今はただ数字を出すこと、一貫性を得ることが重要なんだ。」
「彼がゴールを決めるのを見たことがあるし、ゴールを決めることもできるが、一貫性がない。バーンリー戦のゴールは素晴らしかった。でも、もっと簡単だと思われるようなゴールがあったとしても、彼はそれをぶち壊すんだ。だから、もう少し安定したプレーができるようにならないといけない。自分のプレーをしっかり見せれば、ファンは全力で応援してくれるよ。」
The Redmen TV