昨夏の移籍マーケットにおいて、ユルゲン・クロップ監督との話し合いも経て、サウジアラビア移籍を熱望したイングランド代表MFジョーダン・ヘンダーソンは、若手時代ともにプレーしたスティーブン・ジェラード監督率いるアル・イテファクに加入した。
ところが、たった半年間で心境に変化が見られ、いまやヨーロッパ復帰を希望。オランダのアヤックスを筆頭に獲得を狙うクラブがちらほら現れる中、イタリア国内の移籍事情に詳しいジャンルカ・ディ・マルツィオ氏によれば、ユベントスが短期的な移籍に向けて話し合いの機会を設けたようだ。
「マッシミリアーノ・アッレグリ側は、ヘンダーソンとシーズン後半戦の短期レンタル契約について話し合いを持った。」
「しかし、ヨーロッパへの復帰を熱望する33歳は、1年半の契約を求めている。」
中東で受け取る高い給与に加えて、アル・イテファクが大半の給与負担を求めている背景から交渉は難航しそうだ。さらに、18ヶ月におよぶ契約となれば、今年6月には34歳を迎えるミッドフィルダーに対して提示しづらい期間かもしれない。
はたして、ジョーダン・ヘンダーソンはこの冬に希望する通り、サウジアラビアから脱却し、ヨーロッパサッカー復帰を手に入れられるのだろうか…?