地元リバプールに生まれて、8歳でアカデミー入り。U-18やU-21チームではより攻撃的で、ゴールに絡むプレーぶりを披露。2018年頃からはトップチームに帯同し始めると、レンタル移籍などを全くせずに、生粋のワンクラブマンとしてキャリアを積み重ねている。
昨シーズン後半戦からはプレーの質が上がり、レギュラー争いに食い込む選手に成長。22歳になったミッドフィルダーは、ジョーダン・ヘンダーソンやジェームズ・ミルナーらが退団後、激しいプレッシングを引き継ぎ、前からのディフェンスを絶えず繰り返している。
ただし、アカデミーの頃よりは攻撃面での貢献が少なく、安全優先のパスは批判されることも。現役時代には、リバプールやレアル・マドリードで活躍した元イングランド代表MFスティーブ・マクマナマンは、さらなる成長にはユース時代のようにゴールやアシストを増やすことが必要だと語った。
「ウェストハム戦 (カラバオカップ準々決勝)でのプレーは素晴らしかった。U-18やU-21でプレーしていた時の彼のようだった。ゴールを量産し、人を引きつけ、最もクリエイティブだった。トップチームであのようなプレーを見れば、まさに私が覚えている彼の姿そのものだし、あのようなプレーをもっと見たいね。」
「彼が昇格したばかりの頃は、もう少し安全なプレーをしようとしていたのかもしれない。リバプールは常に3人のフォワードでプレーするため、パスを出さなければならないと思う選手が常に前にいる。私はカーティスのことをよく知っている。彼が自信を持って前へ前へと走り出せば、ボールを手放すことはほとんどない。ミッドフィルダーにとって、ゴールやアシストを増やすことは誰もが口にすることだ。それが次のレベルへと導いてくれるんだ。」
「彼がアカデミーを卒業した頃、私はアカデミーで働いていて、彼とよく話をした。彼にアドバイスをしたり、彼の道を手助けしたとは言わないが、ユースレベルの試合には何度も立ち会っている。時々話をするし、彼のためにできるなんて感激だよ。」
Liverpool Echo