2011年から所属したリバプールを去り、昨夏の移籍市場においてサウジアラビア入りを決断したイングランド代表MFジョーダン・ヘンダーソン。アンフィールドでともにプレーした経験もあるスティーブン・ジェラード監督の説得も受け、高額な給与も受け取り、薔薇色の中東生活が待ち受けていると思われた。
ところが、現実は異なっていたようだ。サウジアラビアの気候や文化に馴染みきれず、チームの成績が上がらないことも相まって、わずか半年間で退団を画策している。ヨーロッパのクラブにも話を持ち込んでいるとも言われるが、現時点ではまだオファーや交渉はない。
移籍市場に詳しいベン・ジェイコブス氏は、同選手をめぐる騒動について情報をアップデート。近くトレーニングキャンプに合流する予定であると伝えつつも、ジェラード監督やスポーツディレクターと去就を話し合う見通しのようだ。
「ジョーダン・ヘンダーソンは今日、アル・イテファクのシーズン半ばのトレーニングキャンプのためにアブダビに到着する予定だ。クラブの立場は変わらず、この移籍市場で彼を売ることも貸すことも望んでおらず、そうするよう圧力をかけることもないだろう。」
「ヘンダーソンはまだクラブに退団の意思を伝えていない。スティーブン・ジェラードやスポーツディレクターのマーク・アレンと、24時間から48時間以内に話をする予定だ。」
Jordan Henderson is expected to arrive in Abu Dhabi today for Al-Ettifaq's mid-season training camp. Club's position remains they don't want to sell or loan him this window and won't be pressured into doing so.
— Ben Jacobs (@JacobsBen) January 14, 2024
Henderson is yet to tell the club he wants to leave. Talks… pic.twitter.com/Hnlhdxo5Um