昨シーズンが終了するとともに、アンフィールドでの12年間に終止符を打ち、サウジアラビア移籍を決断したイングランド代表MFジョーダン・ヘンダーソン。リバプールは退団を望まなかったものの、33歳ミッドフィルダーの希望を聞いた形で、中東行きが現実になった。
しかし、新天地アル・イテファクでの生活は思い通りには進まなかった。チームの成績は上がらず、イングランドとは全く違う天候や文化にも悩まされ、元リバプールMFはたった6ヶ月間でヨーロッパ復帰を熱望し、オランダのアヤックスが獲得に本腰を入れていた。
海外メディア『The Athletic』によれば、ヘンダーソンはアル・イテファクと退団することで合意し、3年契約の解除に向けて最終調整を行っているようだ。アヤックスとはすでに基本合意を取り付けており、完全移籍の正式発表が近づいている。
なお、同選手はアブダビで行われている冬季トレーニングキャンプからイギリスに戻っており、書類手続きや詳細の調整を行う見通しだ。
ふたたびヨーロッパサッカーに戻ってくるイングランド代表MFだが、サウジアラビアに移籍する以前のようなパフォーマンスをピッチで見せ付けることができるだろうか…?