サンダーランドからリバプールに移籍したイングランド代表MFジョーダン・ヘンダーソンは、スティーブン・ジェラードからキャプテンマークを託されると、ユルゲン・クロップ監督の薫陶を受け、プレミアリーグを代表するミッドフィルダーに変貌を遂げた。
キャプテンとしても、ジェラードが届かなかったプレミアリーグ優勝を掴み取り、チャンピオンズリーグも制覇した。33歳になった同選手は今季もアンフィールドでリーダーシップを発揮すると思われたが、プレー時間の減少を危惧し、サウジアラビアに活躍の場を移した。
元サンダーランドMFが持つ統率力を間近で体験し、称賛の声を挙げたのは、2018年にアヤックスから加わった元リバプールDFキ=ヤナ・フーフェル。直近で噂されているアヤックス移籍に触れ、ブレない精神力を褒めちぎった。
「ヘンダーソンはすぐに基本的なことを説明してくれた。」
「メルウッドの練習場での様子や、リバプールでプレーすることの意味をね。時間に余裕を持ってクラブに到着し、フィールドトレーニング以外のジムにも通うように。僕ら若い選手は特に、怠けてはいけなかったんだ。」
「うまくいけば、アヤックスは真のリーダーを手に入れるだろう。」
「フィールドの内外、すべてにおいてね。良いミッドフィルダーで、その気質と意志の強さは、物事が悪い方向に向かったときに、如実に表れた。」
「スピーチの最中、彼は激昂し、チームメイトを良い意味で追い詰めた。彼が常に模範であり、グループのために最善を尽くすリーダーであったことに、僕は時々驚いていたよ。」
AD