昨夏の移籍市場から続く、リバプールによる新たなセンターバックへの関心は消えていない。チェルシーと契約更新したイングランド代表DFレヴィ・コルウィルに対する興味は薄れておらず、スポルティングDFゴンサロ・イナシオやリールDFレニー・ヨロらターゲットと報じられている。
海外メディア『Sky Sports』Patrick Berger記によれば、リバプールとトッテナム・ホットスパーは、AFCアジアカップに参加している日本代表DF板倉滉に関心を示しており、現行契約には1000万〜1500万ユーロの退団条項が存在しているようだ。
「スカイ・インフォによれば、ボルシア・メンヒェングラートバッハのスター、板倉滉には1000万ユーロから1500万ユーロの退団条項がある。ブンデスリーガのクラブは、このディフェンダーと早期の契約延長を目指している。最近、トッテナムやリバプールが興味を示している。」
Enthüllt: #Gladbach-Star Ko Itakura (26/🇯🇵) hat nach Sky Infos eine Ausstiegsklausel, die ab Sommer greift und bei 10-15m€ liegt. Die Fohlen arbeiten dran, vorzeitig mit dem Abwehrspieler zu verlängern. Zuletzt gab es Interesse aus Tottenham und Liverpool. w/ @Plettigoal ⚫️🟢
— Patrick Berger (@berger_pj) January 17, 2024
2019年に川崎フロンターレからマンチェスター・シティ移籍を手に入れた同選手だが、同クラブでのプレー経験はなく、レンタルで加入したフローニンゲンやシャルケで力を磨いていきた。2022年の夏にはイングランドを去り、ボルシア・メンヒェングラートバッハに完全移籍。
ブンデスリーガでは定位置を掴んでおり、今季も8試合に出場。直近は足首の負傷に悩まされ、昨年10月から試合に出られていない。それでも、アジアカップの日本代表には選出されており、カタールの地で熱戦を繰り広げている。
26歳センターバックはヨーロッパでの評価を高め続けており、プレミアリーグで日本人選手に対する評価が上がっていることもあり、イングランドの強豪クラブからの関心もなんら不思議ではない。
ただし、まもなく27歳を迎える年齢は少し気がかり。他のターゲットは、いずれも20代前半と若く、今後10年近くバックラインを任せられる選手たち。そこの違和感さえ払拭できれば、ジョエル・マティプの後任として貴重なチームメンバーに据えられることだろう。
はたして、日本人センターバックは、マンチェスター・シティで果たせなかったプレミアリーグでプレーする未来はあるのだろうか…?