昨夏の移籍マーケットにおいて、リバプールはアレクシス・マック・アリスターやドミニク・ソボスライら4選手を獲得した。モイセス・カイセドやロメオ・ラビアを逃し、紆余曲折のあった中盤の底には、経験豊富な日本代表MF遠藤航を迎え入れた。
前所属シュトゥットガルトや代表でもキャプテンを務めるが、年齢が30歳ということもあり、長期的なオプションとして考えにくい。マック・アリスターが守備的MFを任されているが、能力的にはインサイドハーフが適正ポジションと言える。
カイセドやラビアともに若く、ここまでも22歳MFアンドレら若きMFとの関係が報じられているだけに、来夏にも20代前半のミッドフィルダー獲得に動いても不思議はない。
一部報道では、ジェノアMFモルテン・フレンドルップへの関心が伝えられており、英『Liverpool ECHO』ポール・ゴースト記者はそれが事実であることを認めた。
「数週間前、あることが話題になったんだ。」
「クラブの人間、外部の人間、その他いろいろな人に話を聞くと、リバプールが注目しているのは彼のようだ。でも、彼らは現在、多くの選手を見ている。長期的な守備的ミッドフィールドのポジションについて、特定の最有力候補がいるかどうかはわからない。」
「彼はジェノアで良い1年を過ごしている。クラブの関係者と話しているところでは、ホームグロウンの問題が非常に大きいというのが難点だ。でも、注目すべき選手の一人かもしれない。1月ではなく、夏にね。」
The Anfield Wrap
あくまでターゲットのひとりであり、実際に動き出すかは未確定。リバプールは世界中のリーグにスカウトチームを派遣しており、クロップ・サッカーに適した人材かつ適切な移籍金で獲得できる選手を探し続けている。
イタリアで評価を高めており、デンマークU-21代表でも11試合をこなす。セントラルミッドフィルダーとしての経験が多いが、中盤の底においても数多くの試合でプレーしている。
はたして、リバプールは22歳のデンマーク人ミッドフィルダー獲得に乗り出すのだろうか…?