今シーズン絶望と見られる元カメルーン代表DFジョエル・マティプは、契約期間が半年を切っており、この夏にはそのまま退団の可能性がある。ベストな状態に戻ったフィルジル・ファンダイクも32歳とキャリアは終盤にあり、26歳DFナサニエル・フィリップスも売却されるかもしれない。
センターバック陣入れ替えの必要性が迫っているリバプールは、昨夏にもセンターバック獲得に動いており、それ以降もスポルティングDFゴンサロ・イナシオを筆頭に、様々なターゲットの名前が報じられる中、新たなセンターバックへの関心が浮上した。
Nicolò Schira氏(スポーツ・ジャーナリスト)によれば、リバプールとパリ・サンジェルマンは、オランダのフェイエノールトで活躍するスロバキア代表DFFダヴィド・ハンツコに興味を示しており、4500万ユーロが移籍金として必要となるようだ。
「パリ・サンジェルマンとリバプールがダヴィド・ハンツコに興味を示している。フェイエノールトはこのセンターバックの売却に4500万ユーロを要求しており、夏の移籍市場での売却交渉を開始するために、1月まで彼を引き留めたいと考えている。」
🚨 Excl. – #PSG and #Liverpool are interested in David #Hancko. Feyenoord ask €45M to sell the centre-back and would like to keep him in January to open negotiations for his sale in the summer #transfers window. #LFC
— Nicolò Schira (@NicoSchira) January 12, 2024
フェイエノールトでは、主力センターバックを務めており、今季もエールディヴィジやチャンピオンズリーグで全試合でスタメン出場。国内リーグで2位に付ける同クラブのディフェンスを引っ張り続けている。
スロバキア代表でも35試合でピッチに立つ26歳センターバックは、左足でパスも出せるし、ボールを前に運ぶこともできる。左サイドバックとしてもプレー可能で、バックアップには適切な人材のようにも映る。
とはいえ、今回の報道の信憑性は疑わしい。レギュラークラスでない選手に対して、リバプールが4500万ユーロもの金額を提示するとは思えず、あくまでスカウティングにおける候補ひとりくらいの立ち位置だろう…