リーグカップ準決勝からだいぶ日が開き、休息十分に挑んだボーンマス戦。静かな前半を過ごしたリバプールは、後半からギアを入れ替え、ホームチームのゴールに迫り続けた。すると、49分のダルウィン・ヌニェスの得点を皮切りに、ディオゴ・ジョッタの2ゴールとヌニェスにも追加点が生まれ、結果的に4得点を奪い圧勝した。
モハメド・サラーを欠く中でも、フォワード陣が躍動し、ディフェンス陣もクリーンシート達成と申し分ない試合展開だったが、中盤の底で起用されたアルゼンチン代表MFアレクシス・マック・アリスターは特別な存在感を放った。
素早いプレスでボールを奪い去り、後方からも丁寧な組み立てでボールを動かし続ける。時には、ドリブルで前方まで運び、攻撃の起点にもなる見事なパフォーマンスを披露した。
元ジャマイカMFロビー・アールは、遠藤航やチアゴ・アルカンタラがいない中、久しぶりのプレミアリーグで同選手が見せたプレーぶりを大絶賛。パスのレンジや組み立て、ボール保持などに触れ、クレバーで賢い選手であると締め括った。
「中盤のエリオット、ジョーンズ、マック・アリスターがゲームをコントロールしていたと思う。」
「特にマック・アリスターは素晴らしかった。彼のパスレンジの広さ、プレーを組み立てる能力、ポゼッションを保つことでチームメイトに自信を与えることができたと思う。」
「彼は6番として買われたわけではなく、遠藤が離脱している間、6番としてプレーしているわけだが、1人を探すのか、彼がその1人になるのか、チアゴ・アルカンタラはまだチームに戻ってきていないが、マック・アリスターはとてもクレバーでインテリジェントなサッカー選手だ。」
The 2 Robbies