ファビオ・カルヴァーリョやリース・ウィリアムズ、オーウェン・ベック、カルヴィン・ラムゼイらそれぞれの理由で呼び戻したリバプール。ポルトガルU-21代表はすでにハル・シティにレンタル移籍しており、チャンピオンシップの試合で決勝ゴールを奪うなど活躍中。
また、シーズン前半をセルティックで過ごしていた26歳DFナサニエル・フィリップスもアンフィールドに戻り、ジョエル・マティプの負傷離脱を補うような役割を担っている。しかし、この冬の移籍市場が閉じる前に、フィリップスとラムゼイにはふたたびローン移籍が近づいている。
英『Daily Mail』によれば、元ボルトンDFに対しては、カーディフ・シティやリーズ・ユナイテッド、ブラックバーン・ローヴァーズらチャンピオンシップから熱視線が届いている。空中で無類の強さを誇る丈夫なセンターバックのレンタルに意欲を示しているようだ。
他方、スコットランドU-21代表ディフェンダーにも、チャンピオンシップから興味が届く。リーズ・ユナイテッドやサウサンプトンが同選手の獲得に熱心で、シーズン後半戦のローン移籍の成立を狙っている。
フィリップスは、ジャレル・クアンサーの台頭もあり、今後も出番には恵まれないだろう。左サイドバックとして起用が続くジョー・ゴメスも、ロバートソンやツィミカスの復帰に伴い、センターバックに戻ることからもベンチ外が続きそうだ。
20歳DFコナー・ブラッドリーが評価を高める右サイドバックにおいて、ラムゼイもプレー時間は担保されておらず、別クラブでの武者修行は適切な選択と言える。
はたして、アンフィールドでは出番がなさそうな両選手は、ひとつ下のリーグで活躍の場を見つけることはできるだろうか…?