9年間にわたり、リバプールを引っ張り続けてきたユルゲン・クロップ監督が今季限りでの退団を発表。2015年10月に就任すると、不安定なパフォーマンスが続いていたクラブを蘇らせ、マンチェスター・シティとプレミアリーグで熾烈なタイトル争いを展開した。
2018/19シーズンには、決勝でトッテナム・ホットスパーを破り、チャンピオンズリーグの頂点に立った。この時に相手チームを率いていたのが、現在チェルシーで指揮を執るマウリシオ・ポチェッティーノ監督。
翌シーズンには同クラブを解任されることになるが、そのタイミングで最も早くメッセージを送ったのが、ユルゲン・クロップ監督だったと、リバプール監督から降りるドイツ人指揮官との思い出を吐露した。
「ショックだった。」
「ニュースを見たし、本当に悲しいよ。トッテナムから解任されたとき、最初に受け取ったメッセージは彼からのものだった。まだメッセージを送っていないけど、水曜日にお礼を言うつもりだよ。」
「彼がいなくなるのは寂しいが、受け入れるべきだ。もし彼の希望が休養と旅立ちなら、私たちは受け入れる必要がある。悲しいニュースだよ。偉大な人物であり、偉大な男であり、偉大な監督だった。イングランドサッカー界は彼を、そしてリバプールを失うことになる。」