2022年の夏に、ベンフィカからリバプールに加入したウルグアイ代表FWダルウィン・ヌニェス。アンフィールドでの1年目は決定機を外すシーンも多く、センターフォワードとしてのプレーも拙く、時には多くの批判に晒された。
しかし、クラブではユルゲン・クロップ監督、代表ではマルセロ・ビエルサ監督と名将の指導でフォワードとしてのプレーに磨きがかかり、今シーズンはゴールだけでなく、アシストも期待できる選手に変貌を遂げた。
先日のボーンマス戦では、先制点を含めて2ゴールを奪い、4得点での快勝に貢献。リバプールでは70年代から80年代にかけて数々のタイトルを掲げた元イングランド代表DFフィル・トンプソンは、かつてプレミアリーグで一時代を築いた元フランス代表FWティエリ・アンリの名前を出し、バイタリティー・スタジアムでのシュートを絶賛した。
「ファンが好きな選手、ダルウィンの素晴らしいところは、彼は決してあきらめず、常に挑戦し続けるところだ。」
「彼には欠点もあるけれど、リバプールのファンは、彼が与えてくれるもの、そして彼が努力をやめないことに対して、絶対的な信頼を寄せているんだ。」
「ただ、もう少しフィニッシュを丁寧にする必要があるけど、ボーンマス戦ではそれが見られなかったね。」
「あの素晴らしい動きは、あえて言うなら、ティエリ・アンリのようだった。彼が走り込んで、ファーサイドの隅に滑り込むようにシュートを決めたんだ。」
「そして、彼が決めた2点目はさらに素晴らしい。ジョー・ゴメスからのクロスに反応し、伸ばした右足のアウトサイドで繊細にゴール隅に流し込んだ。」
talkSPORT