昨夏の移籍市場において、日本代表MF遠藤航を獲得したリバプール。2020年の冬から2022年の夏まで、同じく日本代表の29歳FW南野拓実が在籍していた過去もあり、アジア人選手とも馴染み深い。
そんな名門リバプールだが、新たな日本人選手を狙っている。スペイン紙『Relevo』によれば、レアル・ソシエダMF久保建英に対して、この冬の移籍市場が開く前に接触を図っていたが、同選手は現時点で移籍を視野に入れていないようで、何も前進することはなかった。
ナポリやサウジアラビアのクラブからも関心を向けられる22歳ミッドフィルダーは、日本代表として現在アジアカップに参加。所属するレアル・ソシエダでも定位置を掴み、ラ・リーガのみならず、チャンピオンズリーグでも実力を見せ付けている。
代表ではトップ下のようなポジションでタクトを振るう若き攻撃的ミッドフィルダーは、クラブでは右ウイングとして起用されており、ここまで25試合6ゴール4アシストを記録。安定したパフォーマンスで、急激に評価を高めている。
日本代表としても32試合に出場しており、マンチェスター・ユナイテッドらプレミアリーグ勢も関心を示しているとの噂が出回っている。
元日本代表MF香川真司とも一緒にボルシア・ドルトムントを強豪に変化させ、日本人選手とも縁のあるユルゲン・クロップ監督が今シーズン限りでチームを離れるが、はたしてアンフィールドに3人目の日本人選手が降り立つことはあるのだろうか…?