2005年サン＝モーリスに生まれた18歳DFレニー・ヨロは、リーグ・アンでライジングスターとして台頭している。今シーズンは開幕戦と第2節を除き、スタメン出場を飾り、リールではここまで通算39試合でピッチに立ってきた。
国内リーグでの活躍から飛び級でフランスU–21代表にも選出され、すでに4試合に出場。各ポジションに有望株が集まるフランスにおいて、次世代のバックラインを担うセンターバックとして期待され、その動向にはメガクラブが関心を示す。
フランス紙『Telefoot』によれば、リバプールやパリ・サンジェルマンらが注目する18歳センターバックをめぐり、最終ラインの世代交代を進めたいレアル・マドリードは熱視線を送っており、争奪戦で優位な立場にいるようだ。
スペインからはアトレティコ・マドリードも獲得レースに参加しているだが、資金力に勝るレアル・マドリードが物事を有利に進めているそうだ。
フランス代表FWキリアン・エムバペ獲得も噂されるマドリードは、フリートランスファーだとしても、移籍に関わる莫大な費用負担がある見通し。ある程度、まとまった移籍金が必要になり得る同国U-21代表ディフェンダーも両方獲りは痛手ではある。
リバプールは一方で、ジョエル・マティプが今季限りで退団する可能性があり、フィルジル・ファンダイクからの世代交代も見据えた補強を実施すべき時期に差し掛かっており、今後10年以上に渡って、トップレベルで活躍できるかもしれない18歳センターバックは理想的な人材。
リーグ・アンでさらなる成長を狙う可能性も残す同選手は、今夏の移籍マーケットでステップアップを希望するのだろうか…？