ASローマからリバプールに加入したエジプト代表FWモハメド・サラーは、アンフィールドで目覚ましい活躍を見せ続けている。ゴールだけではなく、アシストにおいてもチームを助けるパフォーマンスを継続しており、31歳になったいまもエースの座を譲っていない。
同選手に対しては、サウジアラビアが獲得に躍起だ。昨夏の移籍市場でも口頭での大金オファーが舞い込んでおり、この夏にも中東からのオファーが予想される。最近ではリバプールと新たな契約を結ぶのではという論調も出始める中、デイビッド・オルンシュタイン記者は現状を共有した。
「まだ決定したとは聞いていない。リバプールはサラーとの契約を延長したいだろうが、それはサラーが決めることだ。もし延長しないのであれば、関係者全員が最後の1年を迎えるべきか、それとも(オファーが来るかどうかに応じて)売却がベストなのかを決める必要がある。」
「昨夏のサウジアラビアからの関心の強さは、彼らが次の移籍市場でもう1度獲得に乗り出すことを示唆している。しかし、前にもここで言ったように、私はサラーがヨーロッパの最高レベルでプレーし続けることを熱望しているという考えを耳にしている。この件に関しては、忍耐が必要だろう。」
The Athletic
今年6月には32歳になるエジプシャン・キングは、たとえスピードが衰えたとしても、強靭な上半身に加えて、チャンスメイク能力でチームに貢献できることだろう。ウイングからのポジション変更は必要になる可能性もあるが、まだまだ攻撃陣を引っ張ってくれるはずだ。
今夏にはエジプト代表の去就が決まることになるが、どのような未来が待ち受けているのだろうか…?