リバプールでは今季も数々のゴールやアシストを決め続け、エジプシャン・キングの称号を欲しいままにするエジプト代表FWモハメド・サラー。昨年の夏にはサウジアラビアからの熱視線が送られ、この夏も底知れない資金を後ろ盾に、大金でのオファーを準備しているとも噂されている。
2024年6月には32歳になる右ウィンガーだが、その後釜を担える選手は現れていない。ルイス・ディアスやダルウィン・ヌニェス、ディオゴ・ジョッタ、コーディ・ガクポら実力者が揃う中、元ローマFWほどの存在感を見せるフォワードには育っていない。
右ウイングを主戦場とする左利きのウィンガーの名前が報じられる一方で、最近では2025年6月まで結ぶ契約延長の話も出始めている。
デイヴィッド・リンチ氏(英国人ジャーナリスト)はサラーをめぐる憶測に言及。マイケル・オリーセやクリセンシオ・サマーヴィルら若手アタッカーに関心を示していると語りつつも、そこに投じる資金をエジプト代表フォワードとの契約延長に振り向ける方が良いと持論を展開した。
「リバプールの情報筋と話したところ、彼らはフォワードエリアは十分に充実していると感じているようだ。」
「(マイケル・)オリーセは間違いなく彼らが注目している選手だし、(クリセンシオ・)サマーヴィルは最近数字を残しているから、プロフィールに合う選手だと思う。どちらも22歳だ。」
「しかし、リバプールが実際に誰かを必要とするかどうかがすべてであり、特にサラーを引き留めるチャンスがあるのであれば、現時点では必要だとは言わないと思う。もし、サラーを引き留めるために、あと2〜3年の契約延長にお金をつぎ込むことができるのであれば、フォワード陣に投資するよりも、その方が良い方法だと思う。」
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