リバプールと2026年6月まで契約を結ぶアイルランド代表GKクィービーン・ケレハーは、カップ戦でこそ試合開始から出番を得ている一方で、プレミアリーグや大一番ではブラジル代表GKアリソン・ベッカーの存在が大きく、2番手GKに甘んじている。
近年は移籍マーケットが開くたびに、リバプールからの完全移籍が取り沙汰されている。昨夏にもブレントフォードらプレミアリーグ勢からの関心が届き、セルティックなどスコットランドからも熱視線が向けられており、この夏には待望の移籍を果たす可能性が浮上している。
英『Daily Mail』によれば、ノッティンガム・フォレストはその時期を早めようとしていた。この冬の移籍期限が迫る中、同クラブはリバプールに対して1500万ポンドものオファーを提示したが、シーズン途中で控えGKを手放すつもりはなく、2000万ポンド以上の価値があるとも考えているようだ。
プレミアリーグにおいて、不安定なパフォーマンスが続き、その能力が疑わしいアメリカ代表GKマット・ターナーに代わるゴールキーパーを追い求めたノッティンガム・フォレストは、結果的にストラスブールからベルギー代表GKマッツ・セルスを獲得した。
足元の技術にも優れ、落ち着いたキーピングが持ち味のアイルランド代表GKだけに、1500万ポンドは安すぎるのは当たり前だ。
とはいえ、この夏には本格的に退団するかもしれない25歳ゴールキーパーだが、来シーズンもアンフィールドに留まるのか、はたまた別のクラブに移籍することになるのだろうか…?