ボルシア・ドルトムントで一時代を築き、2015年10月にリバプールの指揮官に就任したユルゲン・クロップ監督。なかなか安定した成績を残せなかったチームを蘇らせ、チャンピオンズリーグやプレミアリーグ以外にも、数多くのタイトルに導いた。
そんな名将も息切れ。今シーズン限りでアンフィールドを離れると発表すると、次期監督候補にまつわる話題が盛り上がっている。中でも、筆頭候補と見られているのが、バイエル・レバークーゼンを率いるシャビ・アロンソ監督だ。
今シーズンはブンデスリーガで無類の強さを誇るチームにおいて、スペイン人指揮官の評価は高まり続けている。英『Daily Express』によれば、もしもマウリシオ・ポチェッティーノ監督が解任された場合、チェルシーは同監督をNo.1ターゲットとして検討しているようだ。
ここ1〜2年で多額の移籍金を投じ、若き逸材を獲得し続けるチェルシーだが、成績は芳しくない。ゲームを支配し圧倒する試合もあれば、簡単にゴールを許す試合も少なくなく、パフォーマンスは安定していない。
プレミアリーグでも上位争いからは一歩も二歩も出遅れており、このままの状況が続けば、解任の2文字が浮かび上がっても不思議はない。バイエルン・ミュンヘンと熾烈な首位争いを繰り広げる人気銘柄、シャビ・アロンソ監督が候補に挙がるのもまたオカシクはない・
ただし、チェルシーと縁もゆかりもないだけに、ロンドンを新たなクラブに選ぶ可能性は低い。仮にも、レバークーゼンを去る決断を下した場合にはリバプールが最有力にも思えるが、はたして…?