ジョーダン・ヘンダーソンやファビーニョら昨シーズンまで中盤の底で主力を任されていた経験豊富なミッドフィルダーがアンフィールドを離れ、新たにアレクシス・マック・アリスターや遠藤航らを迎え入れたリバプール。
ただし、アルゼンチン代表MFはインサイドハーフとしての起用が期待されており、ステファン・バイチェティッチらが負傷で離脱していることもあり、本職は日本代表キャプテンのみ。現役時代にリバプールで活躍した元アイルランド代表FWジョン・オルドリッジは、ニューカッスルMFを獲得し、同ポジションの強化を進言している。
「自分の意見では、彼は改善すべきポジションでプレーしている。」
「遠藤は本当によくやっている。しかし、完璧を求めるのであれば、どのポジションにも2人の選手がいなければならない。」
「しばらく苦労してきたポジションだ。遠藤はプレミアリーグに慣れてきて、いいプレーをするようになった。しかし、非常に優秀な選手が獲得可能になれば、すべてのトップチームが彼らに注目する。リバプールがその中に入っているかどうかは、様子を見なければならない。」
「だけど、彼はニューカッスルにとって本当にいい選手だよ。見ていて、とてもすがすがしいよ。ニューカッスルはたくさんのお金を持っているけれど、FFPがうまくいけば、効果が出始めるのを実際に見ることができるんだ。」
Liverpool Echo
2022年の冬、リヨンからニューカッスルに加入した26歳MFは、フィジカル勝負が求められ、攻守の切り替えも必要なプレミアリーグにすぐさま適応し、イングランド北部のクラブで一気に定位置にを掴み取った。
守備時には粘り強いディフェンスでボールを奪取し、攻撃時には巧みなパスでタクトを振るいつつも、ゴールに繋がるラストチャンスも作り出す。いまや世界でもトップクラスのミッドフィルダーに成長し、リバプールも関心を示していると噂される。
プレミアリーグの利益と持続可能性に関する規則(PSR)に抵触し、主力プレーヤーを放出しなければならない可能性があるニューカッスル。はたして、リバプールは好機を捉え、ブラジル代表MF獲得に乗り出すのだろうか…?