ユルゲン・クロップ監督のもとで、ヨーロッパの強豪の称号を手にするリバプール。その最大のライバルとして、過去数シーズンに渡って、異次元のタイトル争いを繰り広げたジョゼップ・グアルディオラ監督率いるマンチェスター・シティ。
彼らとは違い、アレックス・ファーガソン監督退任以来、不安定なパフォーマンスが続くのは、マンチェスター・ユナイテッドだ。調子が上向いたと思った翌シーズンにはふたたび振り出しに戻り、いかなる名将でも復権に手こずっている。
エリック・テン・ハフ監督も就任初年度こそ勢いを見せ付けたが、今シーズンは成績が振るっていない。そんなクラブでキャプテンを任されているのが、ポルトガル代表MFブルーノ・フェルナンデスだが、プレミアリーグ屈指のパフォーマンスとパッションでチームを引っ張る反面、すぐに精神が折れる嫌いがある。
昨年、アンフィールドで大敗する試合において、途中から走ることを止め、明らかにやる気のないプレーに終始。かつてリバプールでも活躍した元スコットランド代表MFグレアム・スーネスは同選手がキャプテンの器ではないと定義したうえで、リバプールやマンチェスター・シティであればもっと良い選手になっていたと、語った。
「彼はプレーヤーで、キャプテンだとは思わない。」
「もしリバプールでプレーしていたら、あるいはシティでプレーしていたら、彼は素晴らしい選手になっていただろう。」
「我々はこんな会話をしていないだろう。」
「頭を振って、これには大いに失望した。彼は、リバプールやシティであれば、これほど多くの試合に負けることはなかっただろうし、これほど苛立つこともなかっただろう。」
「でも、彼の振る舞いがよくないときがあるのは事実だし、昨年アンフィールドで7-0と大敗したときは、ただ走り戻るのを止めた彼に大いに失望した。」
TalkSPORT