ユルゲン・クロップ監督の退任発表以来、その後継者をめぐるニュースが過熱している。ブライトンで魅力的なサッカーを展開するロベルト・デ・ゼルビ監督や、ドイツ代表との契約が今夏で終了するユリアン・ナーゲルスマン監督らの名前が挙がっている。
数多い候補者の中でも、バイエル・レバークーゼンを率いるシャビ・アロンソ監督が筆頭と見られている。現役時代にはアンフィールドで活躍したクラブレジェンドだけに、サポーターからの支持も多く、ドイツでも実績を積み上げている最中だ。
スペイン紙『Fichajes』によれば、もしもリバプールのシャビ・アロンソ監督が誕生した場合、同クラブはレバークーゼンでともに戦うドイツ代表MFフロリアン・ヴィルツ獲得を要求する可能性があるようだ。なお、移籍金は7000万ユーロ以上の支払いが必要になるとも伝えている。
十字靱帯断裂の大怪我から完全復活した20歳の攻撃的ミッドフィルダーは、今シーズンも主力を務めており、ここまで26試合8ゴール12アシストを記録。苦悩が続くドイツ代表においても招集の常連で、直近11試合で8度もスタメン出場を飾っている。
なお、2027年6月までの契約を延長する見通しで、選手やその父親は新たな内容に契約解除条項を含めたい意向であるとも、同紙は報じている。そして、新契約が締結されたときには、要求額が1億3000万ユーロにまで膨れ上がるそうだ。
ドイツ代表の未来を担うだけのポテンシャルを秘めた若きミッドフィルダーだが、来シーズンにアンフィールドでプレーすることになるのだろうか…?