昨夏までイングランドのコヴェントリーでプレーし、二桁得点を記録してきたスウェーデン代表FWヴィクトル・ギェケレシュ。2023年の夏には、ポルトガルに新天地を求め、スポルティングCPに加入すると、ここまで24試合20ゴール10アシストと見事な数字を残している。
リーガ・べウィンでの活躍により、一気に評価を高めている25歳ストライカーに対して、現役時代に同クラブでプレーした元ポルトガル代表FWマヌエル・フェルナンデスが称賛の声を上げ、移籍するならばリバプールやバイエルンら名門クラブに加わって欲しいと願望を吐露した。
「(ヴィクトル・)ギェケレシュはスポルティングで記録を更新しているし、正直なところ、彼は私よりも優れていると言える。」
「私がスポルティングを去って以来、彼ほど完成されたストライカーを見たことがない。同等な選手はいるが、それ以上の選手、いや、彼は完璧な選手だ。得点を決め続ける。このクオリティーはストライカーにとって極めて重要だね。」
「彼がスポルティングをすぐに去らないことを願っている。冬のマーケットで彼の契約解除条項を発動させるのは、どのクラブにとっても難しいだろう。もし去らなければならないなら、リバプールや バイエルン・ミュンヘンのようなビッグクラブに移籍してほしい。」
「しかし今のところ、彼がスポルティングでうまくやっているのは間違いない。彼は真面目で、集中力のある選手だ。」
A Bola
スウェーデン代表ストライカーがリバプールのターゲットと報じられたことはなく、25歳という年齢からも獲得に動き出す可能性は低い。優先順位もモハメド・サラーの後継者を任せられる右ウィンガーであり、センターフォワードは充実している。
とはいえ、チャンピオンシップで多くのゴール決め、ポルトガル経由でプレミアリーグ挑戦も夢ではない。はたして、ヴィクトル・ギェケレシュが世界最高峰のリーグでプレーする未来はやってくるのだろうか…?