ユルゲン・クロップ監督の退任に伴い、後任人事が過熱している。選手時代にアンフィールドで活躍したシャビ・アロンソがその筆頭候補に挙げられており、来シーズンのリバプール指揮官の座を務めるのではとの憶測が飛び交う。
ただし、リバプールはスペイン人指揮官以外にも、ロベルト・デ・ゼルビやルベン・アモリムらもリストアップしている。最終的な判断は新たなスポーティング・ディレクターとも話し合いが実施されるとも言われ、動き出すのはもうしばらく先になりそうだ。
そんな状況において、バイエル・レバークーゼンでスポーツディレクターを任されているジモン・ロルフェス氏は、アロンソ監督の将来について問われると、来年に向けた展望を語り、ブンデスリーガに留まるであろうと口にしている。
「そうだね。ひとつは契約の組み合わせ。もうひとつは、彼がどれだけ居心地よく感じているか。家族、自分自身、そしてクラブで自分が何を得ているかを知っているかだ。また、彼にはとても良いチームがあり、来年はとても良い展望が開けるだろうし、チームに変化はない。」
Sport1
今シーズンの抜群な成績を残し、ヨーロッパサッカーで評価を高め続けているシャビ・アロンソ監督だが、リバプール以外にもバルセロナやバイエルン・ミュンヘンなども動向を追っているとの報道も出ており、同監督をめぐる去就は話題の中心だ。
今回の発言が真実ならば、この夏にドイツを離れることはなさそうだが、その発言が覆されることもしばしば。はたして、名将になり得るだけのポテンシャルを持つ若き指揮官は、どのようなキャリアを歩むのだろうか…?