リバプールと2026年までの契約を結んでいたユルゲン・クロップ監督が突然の退任発表をして以来、その後継者候補筆頭と取り沙汰されているのが、バイエル・レバークーゼンを率いるシャビ・アロンソ監督だ。
今シーズンはブンデスリーガやヨーロッパリーグでも無類の勝負強さを誇っており、チームを強豪に押し上げたスペイン人指揮官の手腕は高く評価されている。加えて、選手時代にはアンフィールドで活躍していた背景も要因のひとつ。
そして、ドイツのクラブはアロンソ監督のいない未来を考え始めており、同じくスペイン出身で、直近はウルヴァーハンプトン・ワンダラーズを指揮していたフレン・ロペテギ監督が後任候補として急浮上していると、スペイン紙『Relevo』が報じた。
過去にはレアル・マドリードやセビージャでも指導者経験を持ち、スペイン代表ではアンダーカテゴリー以外にも、スペインのフル代表でも監督を務めた経験豊富な57歳の指揮官。ウルブスを退団してからはフリーな状態が続き、そのままチームに迎え入れることが可能だ。
ステファノ・ピオリ監督の去就も不透明なACミランも、同監督に注目をしている。また、ヌーノ・エスピーリト・サント監督がアル・イテハドを解任された際には就任オファーが届いていたようだが、そのチャンスを拒否していた。
今後もヨーロッパを中心にチームを引っ張ると見込まれるロペテギだが、ドイツもしくはイタリアで初めての指導者経験に足を踏み入れるのだろうか…?