ポルトからも近いゴンドマールの下部組織で成長し、パソス・フェレイラやアトレティコ・マドリードを経て、2018年7月にウルヴァーハンプトン・ワンダラーズへ正式加入。同クラブでは通算131試合44ゴール19アシストを記録し、その活躍がリバプールの目に留まった。
2020年の夏にはアンフィールドに新天地を求めると、最強フロントスリーとも見事な連携を見せ、彼らとともに攻撃陣を引っ張り続けてきた。27歳になったいまも左右のウィングやセンターフォワードとマルチなロールをこなし、ゴール前での決定力はチーム随一。
ポルトガル代表でも確固たる地位を築く同フォワードを高く評価するのは、元リバプールDFグレン・ジョンソン。ユルゲン・クロップ政権で整備された補強部門を代表するプレーヤーだと表現し、アンフィールドでここまで引き上げた育成方法も称賛した。
「(ディオゴ・)ジョッタは、クロップが監督に就任してから、選手起用と育成がいかに優れているかを示す完璧な事例だ。4000万ポンドぐらいで彼と契約したと思うけど、みんなは高すぎると思っていたが、今では安く感じる。彼らの補強は素晴らしいよ。」
「誰もジョッタがこれほどの選手になるとは思っていなかったし、当時はウルブズで最高の選手だとも言えなかった。だからウルブズで縁の下の力持ちだった選手を獲得し、トップ選手になれるほどの選手に育て上げたという事実は、彼らのリクルートメントの完璧なお手本だよ。」
Squawka