プレミアリーグ勢の若手イングランド選手への関心は強まるばかり。ホームグロウン制度の人数を揃えるため、またEU脱退の影響を受けて実質18歳以下の外国人選手が獲得できなくなったことから、リバプールもイングランドのみらず、英国全土にスカウティングを広げている。
近年では、当時16歳だったハーヴェイ・エリオットをフラムから獲得。他にも、ボビー・クラークやベン・ドーク、コナー・ブラッドリー、カイデ・ゴードンら20歳以下のプレーヤーたちがカップ戦を中心に経験を積んでいる。
そして、さらに将来有望な若手をチームに迎え入れようと画策している。英『Sunderland Echo』によると、リバプールやマンチェスター・シティ、チェルシー、マンチェスター・ユナイテッド、バイエルン・ミュンヘンら強豪クラブが、サンダーランドの16歳MFクリス・リッグに関心を示している。
弱冠15歳でトップチームデビューを飾り、同クラブ内で歴代2番目の若さでプレーした選手になったヘブバーン出身のセントラルミッドフィルダー。今シーズンはチャンピオンシップでも7試合に出場を果たし、イングランドU-18代表にも選出されている。
利き足の左足で巧みにボールをコントロールし、相手のマークを気にせずにドリブル突破で前進もできる。まだまだ筋力が備わっていないものの、身体が出来上がってきた場合には強烈なシュートも打てそうな印象がある。
はたして、イングランドの超新星は、今後どのようなキャリアを歩むのか注目が集まる…