2015年10月からアンフィールドを指揮してきたユルゲン・クロップ監督は、今シーズン終了をもってチームを離れる。いま注目を集めているのが、誰が名将の後を継ぐかどうか。ロベルト・デ・ゼルビやルベン・アモリムら候補に挙がる中、シャビ・アロンソをめぐる争奪戦が過熱している。
トーマス・トゥヘル監督が退任予定のバイエルン・ミュンヘンもスペイン人指揮官を狙っており、2024年の夏に指揮を執るクラブを変える可能性が高まっている。選手時代にはリバプールでプレー経験もある同監督はサポーターにも人気があるが、元イングランド代表GKは経験が不足していると指摘した。
「シャビ・アロンソにとって今シーズンは、これ以上望めないほどうまくいっている。バイエルン・ミュンヘンが崩壊している現在、彼はバイエル・レバークーゼンを史上初のブンデスリーガ優勝に導くことになりそうだ。」
「彼は確かに素晴らしいことをやっているが、まだトップチームの監督になって1年半しか経っていないし、リバプールに移籍する前のユルゲン・クロップのような経験はない。戦術的にはファンタスティックかもしれないが、リバプールは彼がメディアサイドの仕事に対応できるかどうか不安なのかもしれない。」
「リバプールにはユルゲンの後継者プランがあったはずで、それは2、3年前から始まっていただろう。今回の発表が我々にとって驚きだったように、リバプールはすでに何かを用意していただろうし、2、3年前からシャビがその話に加わっていたかどうかはわからない。」
GGRecon
好調を維持するバイエル・レバークーゼンでの指揮に集中しているとも伝わるシャビ・アロンソだが、イングランドでの初挑戦を優先しているとか、ブンデスリーガでの絶対王者での指揮官就任を希望しているなど様々な憶測が流れている。
現時点ではイーブンな競争がなされていそうだが、はたしてスペイン人指揮官の今後のキャリアはどのようになるのだろうか…?