今シーズンは控えの右サイドバックとして期待され、トップチームに帯同していた北アイルランド代表DFコナー・ブラッドリーだが、シーズン前半を負傷により棒に振った。カルヴィン・ラムゼイの二の舞になることを心配されたが、今年始めに出番を得ると、トレント・アレクサンダー=アーノルドを脅かす存在に急成長。
決勝に進出したカラバオカップでも準決勝の両レグで活躍し、今シーズン初タイトルに片手をかけている。ここに来て、主力に負傷者が相次ぐリバプールだが、総力戦が求められており、これまで通りの優れたプレーぶりが期待される20歳サイドバックは決勝の舞台に心躍らせているようだ。
「本当に特別なことだ。」
「もしチームと一緒にスタート地点に立つことができたら、それは僕の一生の思い出になるだろう。」
「僕らはそこに立つことを本当に楽しみにしているし、できればトロフィーをリバプールに持ち帰りたいんだ。」
「監督もずっとそう言っているんだけど、残りのシーズンに向けて大きな自信になる。」
「そこに辿り着くまでの苦労はすべて報われたのだから、あとは日曜日に良いパフォーマンスを見せて勝利を手にするだけだ。」
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プレミアリーグ前節のルートン・タウンとの一戦でも、スタメンを組むのにギリギリの人数しかおらず、ベンチに多くの若手を入れなければならない状況が続く。ボビー・クラークやジェームズ・マコーネルらは少しずつプレー時間を伸ばしており、18歳FWジェイデン・ダンズは待望のデビューを飾った。
カラバオカップ・ファイナルでも若手選手の躍進が必要となるが、コナー・ブラッドリー含め、20歳前後の選手たちは大舞台でも輝けるのだろうか…?