ユルゲン・クロップ監督の後任候補として、最有力に挙げられているシャビ・アロンソ。選手時代にもアンフィールドで活躍していた背景から、またバイエル・レバークーゼンで発揮する手腕からもリバプールの上層部は高く評価している。
一方で、トーマス・トゥヘル監督の今季限りでの退任を発表したバイエルン・ミュンヘンも同監督に注目している。リバプール同様に、現役時代に在籍したクラブであり、いずれのチームとも良好な関係値を築いている。
しかし、スペイン人指揮官はドイツ王者への移籍に前向きではないかもしれない。ドイツ紙『TZ』によると、ピッチ内外で続くバイエルンの不穏な空気を察しており、アリアンツ・アレーナでの指揮が次なるキャリアとして正しいか疑問を抱いているようだ。
バイエル・レバークーゼンにもう1シーズン留まるか、アンフィールドでの新たなチャレンジの2択が現時点では有力な選択肢になっているとも報じている。
ブンデスリーガで圧倒的な強さを誇っており、バイエルンは後塵を拝している。マイスターシャーレに最も近いチームの監督を招き入れたいと思うのは自然の摂理であり、バスク人指揮官に接触するのも当たり前だ。
まだ何も決まっているわけでもなく、去就を決めたわけでもない。今後の展開はいかようにもなり得るが、リバプールを応援している身からすると、”You’ll never walk alone” が響き渡るスタジアムでチームを率いてもらいたいが、はたして…