ユルゲン・クロップ監督の退任発表と同時に盛り上がっているのが、後任人事を巡る憶測だ。選手としてアンフィールドでプレー経験を持つシャビ・アロンソを筆頭に、ロベルト・デ・ゼルビやルベン・アモリムらの名前が連日のようにメディアに取り上げられている。
昨季から率いるバイエル・レバークーゼンは絶好調で、絶対的王者でもあるバイエルン・ミュンヘンと熾烈な首位争いを繰り広げるスペイン人指揮官の評価は高まるばかりで、リバプールとの関係値からも有力な候補者として扱われている。
現役時代にはバイエル・レバークーゼンで通算91ゴールを記録し、その後はトッテナム・ホットスパーやマンチェスター・ユナイテッドで活躍した元ブルガリア代表FWディミタール・ベルバトフは、古巣クラブの変わり様に触れ、リバプールの指揮官に適していると語った。
「アロンソは今のところ、何でもこなせることを示している。」
「リバプールに行けば、彼にとってさらにチャレンジングになるだろうが、彼は今やっていることをベースに、やれるという自信を持つはずだ。」
「彼はあのプレースタイルはもたらすだろう。リバプールのプレースタイルはレバークーゼンと大差ないから、リバプールにフィットする。彼らはプレスをかけるべき時には高い位置からプレスをかけ、ボールを支配し、後方からプレーし、勇敢なパスを出す。」
「アロンソはリバプールの仕事について考え始めているに違いない。もしかしたら、もう誰かが彼に接触しているかもしれない。様子を見よう。」
「彼がレバークーゼンをチャンピオンにし、その信じられないような旅を終え、リバプールに行くことが彼の成長における次のステップになるとしよう。」
「ブンデスリーガでの最大のクラブはバイエルン・ミュンヘンだ。もちろん、ドルトムントもある。レバークーゼンは常に上位にいたが、実際にはそうではなかった。」
「アロンソが来て、選手たちのピッチでのプレーを見た。サッカーをどうプレーするかというより、身の振り方をね。彼らは本当にビッグクラブでプレーしていると信じているんだ。」
「彼らは自信に満ち、恐れることなくプレーしている。バイエルン・ミュンヘンのような大きなチームと対戦していても、自分たちは勝てるんだと感じている。彼らはミスを犯すことを恐れてない。なぜなら、ミスを修正できるだけの実力があることを知っているからだ。恐怖心はない。勇敢にプレーするし、私はそれを見たいんだ。」
「多くの監督は、異なるチームにとって完璧な選手だと言うだろうが、いつもそううまくいくとは限らない。アロンソはリバプールの有力な候補だ。」
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