2021/22シーズンには、リーグカップ決勝でスタメン出場を果たし、PK戦の末、自らのゴールで優勝を手繰り寄せたリバプールGKクィービーン・ケレハー。ブラジル代表GKアリソン・ベッカーの控えとしてベンチに座る時間が多いものの、ピッチでは落ち着いたプレーで守備陣に安定感をもたらす。
しかし、25歳になったいま、バックアップとして燻っているわけにはいかない。昨夏の移籍市場には、ブライトンやブレントフォードらプレミアリーグ勢からの関心が報じられたが、結果的にはアンフィールドに残留した。
海外メディア『Football Insider』によれば、移籍を希望しているとも言われるアイルランド代表GKに対して、スコットランドの強豪クラブであるセルティックが熱視線を送っており、他のゴールキーパーの中でも最優先して獲得を試みるようだ。
不動のナンバーワンである元イングランド代表GKジョー・ハートとの契約満了が迫っており、その後継者を探し求めている。かつてリバプールでも指揮を執ったブレンダン・ロジャーズ監督もアイルランド人GKの能力を高く評価している。
なお、同紙によれば、この冬には2000万ポンドを要求していたとも報じており、セルティックにとっては高額すぎた。同選手をめぐる争奪戦はこの夏に本格化する見込みだが、アイルランド代表GKはレギュラーとして毎週プレーできるクラブに移籍することになるのだろうか…?