ユルゲン・クロップ監督が今シーズン限りでアンフィールドの指揮官として退く。それに伴い、側近のコーチ陣もリバプールを離れる予定で、アシスタントコーチを務めるペピン・リンダースも新たなチャレンジに取り組む。
海外メディア『HITC』によれば、今シーズン前半戦に大不振を極め、一時は降格圏まで沈んだアヤックスが次期監督候補としてオランダ人コーチと話し合いの機会を設け、ヨン・ファント・シップ暫定監督の後任になる可能性があるようだ。
2003年にPSVアイントホーフェンでコーチのキャリアをスタートしたオランダ人は、FCポルトではU-19チームからトップチームまでステップアップ。2014年8月からはリバプールU-18にユースコーチとして加入すると、翌シーズンからアシスタントコーチに引き上げられた。
2018年1月から5月までNECナイメヘンの指揮官に就任し、22試合を率いたが結果が出ずに、同年6月にはふたたびクロップ監督のもとに戻っていた。以来、ドイツ人指揮官の右腕として、数々のタイトル獲得に貢献してきた。
前回に監督の座に付いたときにはあまりうまくいかなかったが、オランダの強豪クラブでは別の戦績を収められるのだろうか。とはいえ、まだ話し合いが続いている段階であり、就任が決定したわけではない。
はたして、ペピン・リンダースは今後どのような指導者キャリアを歩むのか…?