フェンウェイ・スポーツ・グループがリバプールを買収して以来、補強部門の構築に取り組むと、オーナー陣や監督、補強責任者の誰かの意見に左右されない移籍委員会を設置。適切な移籍金での獲得を信条に、適切なチーム強化を実施してきた。
結果として、多額の予算を持つマンチェスター・シティやアーセナルらとも熾烈な優勝争いを繰り広げるほどの強豪クラブに返り咲き、近年はプレミアリーグやチャンピオンズリーグ、リーグカップ、FAカップとほぼ全てのタイトルを勝ち取ってきた。
ただし、ユルゲン・クロップ政権が今シーズン限りで終了。ヨルク・シュマットケ前SD(スポーティング・ディレクター)もすでにチームを離れており、新スポーティング・ディレクターと新指揮官を探し求めている。
同じタイミングで複数のコーチ陣も退任予定で、チームがガラッと変わる。FSGは新体制の責任者として、マイケル・エドワーズの呼び戻しに躍起になっており、可能性こそ低いが、最後のチャンスに賭けようとしていると、ファブリツィオ・ロマーノ氏(イタリア人ジャーナリスト)が伝えた。
「リバプールのオーナー陣はマイケル・エドワーズをクラブに呼び戻す最後のトライを試みている。」
「FSG(フェンウェイ・スポーツ・グループ)はエドワーズに陣頭指揮を執らせ、新スポーティング・ディレクターを含む新体制を整えさせたい。」
「エドワーズは現在のところ、”イエス” と答える気配はないが、リバプールは再挑戦するだろう。」
🚨 EXCL: Liverpool owners want to give one last try to bring Michael Edwards back to the club.
— Fabrizio Romano (@FabrizioRomano) February 28, 2024
FSG want Edwards to take over football and put new structure in place, including new sporting director.
Edwards has currently shown NO sign of saying yes — but #LFC will try again. pic.twitter.com/vKb2apv2DG